人財取得戦争の時代へ

2回前の投稿記事として「人材不足倒産に備える」という題目でブログを投稿させていただきました。
且つて、バブル期には好景気を背景にした企業の人財取得競争が激化した時期がありました。
人材不足は景気の良し悪しではなく、有効求人倍率の上昇や失業率の低下が、ある一定以上に進むと如実に表れてきます。
いま、まさにその状況に突入してきました。今後バブル期にみられた新卒の優秀な学生へのリクルートは想像以上に激しくなってくるとともに、単純労働力としても人材難から、今後過激になってくると思います。
求職者にとっては賃金上昇が見込め、ポジティブなように一見見えますが、企業サイドからは景気が良くなったわけではないのに、より多くの賃金条件でなければ人が集まらないどころか、今働いてくれている社員が逃げていくという事態になってきます。増えた人件費の価格転嫁ができるまでは、企業が内部留保を削っていくほかありませんが、先のコロナ禍の影響でその体力のない中小企業が大半の世の中になってしまいました。
小さな変化ですが、最近Youtubeを使った求人広告が目立って増えてきました。しかも、以前は資金力の少なそうな地元中小企業が多かったのが、今はアイシンやトヨタなどの大きな企業が目立って進出してきました。しかも条件がちょっと見ただけでも破格に良い情報と感じたほどです。

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