企業活性化の効果

 1.組織風土の改善が活性化に繋がる

 まずは、当社の企業活性化を行うとどのような変化があるのかですが、具体的な効果は、その企業が抱える根本的な問題について、最も必要な変化が現われます。
 具体的には、組織の風土が改善されていきます。この組織風土の改善が従業員自らが働く環境を改善するようになり、やりがいが生まれ、その結果業績の改善など多くの変化として表れてきます。
 以下の事例は、活性化が行われた企業の組織風土の改善と、それと連動して起きた業績改善の一例です。

組織風土と業績推移活性化前1年後2年後
組織風土診断総合点46.255.360.1
売上高 /百万円2,0262,0622,443
純利益 /百万円-1043145

 当社は、組織風土を測る指標として独自の組織風土診断を行っており、数値化しています。これは従業員へのアンケートを集計することによって行う自己評価です。
この企業の場合、経営者の願いは売上規模の拡大ではなく、安定した経営体制の確立でした。活性化の効果はその願いを実現していることが上表からも分かります。
多くの企業にとって、この組織風土の改善が業績改善につながるのは、企業の抱える問題を自ら改善できるようになるためです。

 2.具体的な活性化の効果の事例

 当社が手掛けた活性化の事例としては、様々なものがあります。
 例えば、従業員自らが考えるボトムアップの組織を構築し、確かな生産体制を確立した製造業の会社は、地域を代表する企業へと成長し続けています。
 全国でも珍しいISO9001に基づく医療管理システムを構築した医療機関は、看護師も主体的に活動するチーム医療を実現し、医療訴訟の無い地域を代表とする病院となりました。
 職場環境の閉塞感から離職率の高すぎたある企業は、従業員自らが福利厚生の取り組みに積極的に働きかけるなど、自分たちが職場を改善していける体制を実現しました。
 後継者へ経営をどのように託していけばいいのか先の見えなかった企業は、活性化の取り組みを後継者が積極的にリードする体験をもとに、次世代への後継者引継ぎの道筋が見えました。
 以上の事例は、その効果の本の一部ですが、その効果は計り知れないものがあります。

 当社の活性化手法である、樽式活性化については以下のリンクページよりご確認ください。また、どのような問題があるのか、その問題に効果があるのかについてはご相談いただければ幸いです。

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