職業柄、基本的な内容ではありますが、コンサル先の企業で法律について話す機会があります。
今まさに、そういう機会があったばかりですが、今朝カーナビが、「10月1日本日は「法の日」です。」と教えてくれました。
なぜ、10月1日が法の日かというと、1929年に日本で「陪審法」が施行された日を記念して「司法記念日」が決められ、それが転じて「法の日」として今も続いているそうです。
現行法の陪審員制度よりも以前に、大正時代にそんな法律があったことも驚きですが、陪審法という法律家ではない人たちが法に携わることの重要性について、今は生きていない法律をそれでも大事にしているということに感動しました。
企業にとって、法の制約は当然守らなければいけないのですが、実際には大きなコストとなる場合が多々あります。企業にとっては死活問題であることも少なくありません。つまり、法律を守るためにも経営は安定していかないといけないという現実問題があるということです。
なので、法を守ることを言い放つのではなく、そのためにどのように経営を良くしていくかということもビジョンがないといけないのだと、法律の話をするときに感じています。コンサルタントとしては、一見、目的と手段が入違っているようにも感じますが、今後、それは相互関係になっていることを意識して、伝えていこうと思っています。
コメント